活動休止に思うこと
先日、嵐のコンサートに行ってきた
ARASHI AnniversaryTour 5×20 FINAL
昨年2018年から始まり2019年追加公演と言う形で、驚愕の50公演全てドームと言う未だかつて聞いたことのない規模のツアーだった
2018年にもオーラスにあたる12月25日に参戦した
そのときはただ20周年のお祝いにと思っていた
最近は、昔嵐を大好きだった頃とは少し気持ちは変わって、でもキライになったとかでは全くなくて、だから今後も普通に応援したいとそんな気持ちだった
けれど、突然のあの発表
ジャニーズのグループの中で、一番そんなことはないだろうと思っていた
やめないだろう…と言うか、やめられないだろう…と言う方が近いかもしれない
嵐と何かに付くだけで、世の中がそちらに大きく動く
老若男女日本津々浦々どこへ行っても誰から見ても嵐は国民的スーパースター
そんな状況で、もはやアイドルと言う枠には収まりきれないほど大きな存在になった
けれど、嵐は活動を休止する
誰よりもその影響力の大きさをわかってるのは紛れもないメンバー5人だろう
ここからは本当に個人的な思いです。誰かに意見したいわけでも理解して欲しいわけでもなく、ただただ一人のおばさんの胸が痛んでいると言うだけのお話です。
思い返せばARASHIblast宮城で見たおおちゃんはそれはそれは憔悴した表情で、身体に力が入ってなくて、心もお宿に置いてきたのでは?と思うような顔をしていました。
超トップアイドルには、人を好きになることも許されないのだなぁ。
世の中にはいろんな考え方があるし、逆に言えばおおちゃん以外の人でも状況は違う。
とは言え、それでも、とにかく、本当にかわいそうで仕方なかったのを今でも忘れられないでいます。
そしてそのとき改めて、この人は本当に正直で、良くも悪くも不器用な人だなと実感したんです。
知ってはいたけれど、なんだかあまりにも目の当たりにした感じで、とても胸が痛みました。
休止発表があったとき、驚きの一方で、頭のどこかにそんな大ちゃんの、裏を返せば危うさ、みたいなのがふっと思い出されました。
そして、休止までの2年間、逆に、おおちゃん大丈夫かなって。逆にそんな長期間大丈夫なのかなって…見てて心配でたまりませんでした。
会見で、普通に生活してみたいと言った言葉がとても刺さりました。
2019年51公演を無事にやり遂げた最後の挨拶。
WSでは放送されて無かったけど、冒頭、おおちゃんは、正直疲れましたと言いました。
それはきっと、ホッとしたからそう言えるんだと。
そして、その後に、不安で怖かった、あの決断は命がけだった、でもみんなが本当に優しい目で見てくれて、メンバーにも支えられたからみんなに感謝しかないですと大粒の涙をポロポロとこぼしながら言ったんです。
おおちゃんどれほど悩み苦しんだだろう。
嵐が世の中でどんな存在で、どんな影響があるか。本人が一番わかってて、だからこそ計り知れないつらさを抱えているだろうと思います。
本人が一番わかってる。わかっててわかってて、それでも、続けられないんだろうから。
相葉ちゃんの嵐を続けたい気持ち、すごくわかります。
世の中の大半の嵐ファンのみなさんが同じ思いだと思います。
潤くんの、まだまだやりたいことがいっぱいある、って言葉にはすごい力があって、きっと本当にたくさん夢があるんだと思います。
にのちゃんは、ご本人もいろいろとある中なので、とても利発な人だからあえて直接的な事を口に出さないのかもしれない。もしかしたら双方の思いを汲んでのことなのかもしれないよね。
翔くんは、ご自身はほんとはずっと嵐を続けたい。でも、おおちゃんの気持ちもつらさもわかってる気がするんです。ここ最近のいかに気を遣ってない風に気を使うかはおおちゃんもみんなのことも大事にしたいと言う気持ちが溢れていて、見てて時々キュっと苦しくなるんです。
そう言うの、全部承知の上で、何年も話し合って出した休止と言う結論です。
本音を言えば、あと一年となった残りの期間、彼らは必死で頑張るんだから、それだけを、とにかく今はそこを、ただ応援してあげるだけではいけないのかな。
復帰とか、そういうの、とりあえずそういうの出さずに、あと一年を無事に完走できるように、ただ応援するのって、それじゃダメなのかな。
逆に言えば復帰を願うならなおさら。
みんなに見せる笑顔だけを、大事な瞬間を、大切に過ごして行くだけではダメなのかな。
おおちゃんのつらい涙を見るのは心が痛いよ。